ピーステーブル

子ども同士のトラブル等があった際等に1対1で話したくなった時に子ども同士で話す場所としてピーステーブルという場所があります。

何が嫌だったのか、どうしてそうしたのか、僕は・私はこう思った、こうしたかった、等の考えや思いを伝える、相手の言いたいこともきちんと聞く、そのための場所です。

ピーステーブルは決して、白黒つけることや折り合いをつうけることが目的ではありません。ごめんなさいをしたり仲直りをすることが目的でもありません。子ども達が子どもたちなりに思いを伝え合った結果、納得しないこともあれば自然と落としどころを見つけることもあります。

自分以外にもたくさんの考えや気持ちがあることに気づいたり、自分の気持ちをわかってもらうためにはどうしたらいいのかを考えたりする過程の中でで子どもたちなりの落としどころを見つけていきながら、お互いを知り合ったり認め合ったりする機会を経験することができるのがピーステーブルです。その結果が子どもたちが自分たちで探し出した形の解決になります。

保育園での生活は小学校に進学するための力ではなく、将来・大人になった時に必要になる力の基礎を育む大切な時期です。子どもたちの対話を見てみると大人も勉強になる事があるかもしれませんね。