令和3年→令和4年

あっという間に年が明けましたね。今年もどうぞよろしくお願いします。

年末年始、皆様はどのように過ごされましたか?
帰省された方、お出かけされた方、お家でのんびり過ごされた方、様々かと思います。

私は実家のある埼玉に帰り、掃除をしたりテレビを見たり家族と過ごす年末年始となりました。

その中で毎年、恒例行事となっているのが箱根駅伝を観戦することです。
まだ一度も現地で観戦したことはありませんが一度は行ってみたいものです。

今年も様々なドラマがありましたが、青山学院大学が新記録で2年ぶり6度目の総合優勝を果たしました。
1区以外はトップを渡さない強さでの優勝は見ていて圧巻でしたし、選手たちが一生懸命な中に楽しそうに走っている姿が印象的でした。

選手の中には襷を渡した後に「楽しかった!」と声を漏らすシーンも映っていました。
自分の好きなことに邁進しているからこそ出る言葉、表情なのでしょうね。

大会後の会見で原晋監督は選手たちの成長に対して「学生たちは自ら立つ『自立』、自分を律する『自律』を持っている。自分に足りないのは何か、課題、目標は何かというのを一人ひとりが考えて実行するシステムを、チーム全体で浸透している。」と話していました。(コメントは【箱根駅伝】青学大・原晋監督が目を細めた攻めへの意識改革「チーム全体で浸透。それが強さ」(東スポWeb) – Yahoo!ニュースから引用)

OECDが掲げるキーコンピテンシー(重要な資質)として「新たな価値を創造する力」「対立やジレンマを克服する力」「責任ある行動をとる力」の3つを挙げています。これからを生きる子どもたちにとって必要な資質ですが、青山学院大学の選手達は監督や選手のコメントやインタビューを聞いていると、これらの能力が高いチームのように感じます。

スポーツで言えばチームという社会、競技という社会ですが、一人の人間として、社会に貢献していく人としての基盤を保育の現場からも子ども・大人ともに育てていかないといけないと改めて感じました。