子ども同士のかかわり(幼児編)

先日、事務所で仕事をしているとひまわり組の園児が、けん玉を教えて欲しいと訪ねに来てくれました。

持ち方やどこに乗せればよいのか等を実際に手本を示したり身振り手振りも交えながら教えると、

何度か失敗を繰り返してもめげずに挑戦し続け…

成功!!

その後も成功を重ねていくと、その様子が気になった他のお友だちもやってきました。
「どうやってやるの?」と声をかけられたので、けん玉を渡してやり方を説明すると惜しいところまではいくが中々成功せず。

そんな中でも次々成功するお友達がその様子に気付き、

自ら持ち方やコツなどを教えてあげていました。大人が「教えてあげて」等言わなくても教えてあげようとする気持ちが育っていることに感動し、こうした気持ちや行動が伝承されていくことが思いやりのある人が増えていくことに欠かせないと感じました。

その後、何度かチャレンジする中で成功するたびに、私にではなく友達同士で見せ合い報告し合い、喜び合っている姿はとても印象的でした。

大人はきっかけを与えたら、求められる以上のことはせずとも子どもたち同士で成長し合え、何より子ども同士の関りの中にこそ、子どもの気持ちを動かす感動(喜びや刺激等、それらの共有も含めて)が詰まっているのだなと改めて実感しました。

今後も、つばさ保育園として子ども同士のかかわりを大切に保育を進めていきたいと思います。そのためにも、コロナ禍という関わり合いが難しい中でも、どうすれば多くの経験ができるかを考え実行していきたいと思います。