ポジティブ>ネガティブ

先日、とあるテレビ番組でメジャーリーガーのダルビッシュ有選手のインタビューが流れていました。
これだけを聞くと「保育園と関係あるの?」と思う方もいるかもしれませんが、
保育や社会人として求められる必要な力だなと私は感じました。

何かというと、ネガティブな言葉は人をマイナスに縛り付けて本来の力が発揮できなくなってしまうという内容でした。
ダルビッシュ選手はメジャーリーグでも第一線で活躍される野球選手です。
そんな選手であってもメジャーリーグに来てから、「コントロールが悪い」「今日はミスが〇個あった」といったネガティブな言葉を監督コーチからかけられ続けた結果、頭から離れず思い通りに体が動かなくなっていってしまい、ネガティブな言葉はここまで自信を失わせ自分を縛り付けるのかと思ったそうです。

2012年からメジャーリーグで活躍をしているダルビッシュ選手でさえ、今でも思い出してしまうことがあるそうです。
このインタビューを見た時に、大人だけでなく子どもにとっても同じ事が言えるのではないかと感じました。
「ダメ」や「してはいけない」などの言葉だけでなく負の態度も相手にはネガティブな影響を与えると思います。
自分の言動や態度が他者にどのような影響を与えるのか、本質的に訴えるにはどうしたらよいのかを考えることが必要で、特に子どもに伝えたい時には大人以上に考えて接することが必要だと思います。

自信は人を意欲的にし、発想を豊かにし本来持っている力を発揮させてくれるものだと思うので、
ポジティブな声掛けや関わりを大切にしたいですね。